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Python入門:変数

変数の使い方

変数 は、数字や文字列などの値を保存し、保存した値を必要になったときに利用すことが出来る入れ物の様なものです。
変数に値を入れることを代入といい、変数の値を利用することを参照といいます。

変数の定義
変数名 = 値

上ような書き方で変数を定義することができます。また、変数に値を代入しているとも言えます。そして、代入に使われる演算子【=】のことを代入演算子といいます。

num = 23

print(num)

実行結果

23

このプログラムコードでは、numという変数に23という値を代入し、print関数で変数numを参照することで23という値を表示しています。

変数に保存した値は計算にも利用することが出来ます。

num = 5

i = num*4

print(i)

実行結果

20

このプログラムコードでは、変数numに5を代入し、変数numと4を掛けた値を変数iに代入ています。

#半径5の円の円周の長さと面積を求めるコード

r = 5

cf = r*2*3.14

S = r**2*3.14

print("半径:")

print(r)

print("円周:")

print(cf)

print("面積:")

print(S)

実行結果

半径:

5

孤:

31.4

面積:

78.5

変数を利用すれば、上のようなコードを書くことが出来ます。長方形や台形、ひし形などで試してみてください。

num = 24

num = 5

print(num)

実行結果

5

上のコードのように、変数は一度宣言した後でも、再代入することが出来ます。

変数名のルール

変数の命名には、少しだけルールが存在します。まず、Pythonの構文で使われている予約語(if,for,elseなど)は変数名として利用できません。また、変数名の先頭に数字を指定することが出来ません。

変数名は全角・半角、大文字・小文字は区別されています。しかし、変数名は小文字から始まる意味のある単語が望ましいです。

練習問題

では、次のプログラムを作ってみましょう。

  1. 半径7の円の円周の長さと面積の変数を作って表示せよ
  2. 縦の辺の長さが4で横の辺の長さが7の長方形の周りの長さと面積を変数を作って表示せよ


解答例※あくまで例です

(1)

r=7

cf=r*2*3.14

S=r**2*3.14

print("半径:")

print(r)

print("円周:")

print(cf)

print("面積:")

print(S)

実行結果

半径:

7

円周:

43.96

面積:

153.86


(2)

width=7

height=4

around=(width+height)*2

surface=width*height

print("周りの長さ:")

print(around)

print("面積:")

print(surface)

実行結果

周りの長さ:

22

面積:

28

最後に

この記事では、Pythonの式と評価について解説しました。もっとPythonを学びたい!という方はこちらの記事でPythonの基本的な構文を学習することが出来ますので、ぜひ立ち寄ってみてください!

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