Python入門:コメント
コメントの書き方
コメントは、ソースコードの中にメモのように文字を打てる機能のことで、ソースコードを見やすくするために使われます。
また、コメントで書かれた内容はプログラムに影響しません。
# ここにコメントを書けます。
このように、#の後にコメントを入力出来ます。ただし、#がある行にしかコメントは書けません。
複数行にわたってコメントを書きたい場合は、次の方法を使ってください。
"""
ここにコメントを
入力できます
"""
このように、"""で囲われた部分にコメントを書くことが出来ます。
一行では収まりきらないコメントを書きたい場合は、この方法で書くとよいでしょう。
コメントの重要性
プログラミングを始めたての時は、コメントの必要性をあまり感じないことが多いと思います。私もそうでした。
しかし、上達していくにつれてより長いプログラムコードをより簡単に書けるようになっていきます。
そうすると、コメントを書いていないとプログラムを見返すときに見にくく、苦労することになってしまいます。
さらに、プログラムコードを他人に見てもらうときにはコメントが必須になります。下のコードを見てください。
print("どうも。電卓だよ\n")
print("初期値を入力してね")
syoki = input()
syoki = float(syoki)
kurikaesi = True
while kurikaesu :
print("計算方法を選んでね\n1 : +\n2 : -\n3 : ×\n4 : ÷")
houhou = input()
houhou = int(keisan)
print("計算値を入力してね")
keisan = input()
keisan = float(keisan)
if houhou == 1 :
syoki += keisan
elif houhou == 2 :
syoki -= keisan
elif houhou == 3 :
syoki *= keisan
elif houhou == 4 :
syoki /= keisan
else :
print("計算方法の指定が出来ません")
break
print("計算された値は"+str(syoki))
print("また繰り返し計算:1\n終了:2")
kurikaesi = input()
if kurikaesi == "1" :
kurikaesi = True
else:
kurikaesi = False
print("どうも。電卓だよ\n")
#初期値を指定させる
print("初期値を入力してね")
syoki = input()
syoki = float(syoki)
#利用者の意思があれば、繰り返し計算する
kurikaesi = True
while kurikaesu :
#計算方法と計算値を指定させる
print("計算方法を選んでね\n1 : +\n2 : -\n3 : ×\n4 : ÷")
houhou = input()
houhou = int(keisan)
print("計算値を入力してね")
keisan = input()
keisan = float(keisan)
if houhou == 1 :
#計算方法と計算値から初期値を演算する。
syoki += keisan
elif houhou == 2 :
syoki -= keisan
elif houhou == 3 :
syoki *= keisan
elif houhou == 4 :
syoki /= keisan
else :
print("計算方法の指定が出来ません")
break
#結果を表示
print("計算された値は"+str(syoki))
#繰り返し計算する意思があるか確かめる
print("また繰り返し計算:1\n終了:2")
kurikaesi = input()
if kurikaesi == "1" :
kurikaesi = True
else:
kurikaesi = False
コメントありでは、一目でどこにどのプログラムがあるかわかると思います。しかし、コメントなしではどうでしょう。
変数名や計算内容、構文で読み解かなければならなくなります。さらに、複雑な数学や物理の知識が入ってくると大変ですね。
最後に
このように、コメントを書くことはすべてのプログラマーに求められます。そのため、はじめのうちからコメントをつけることを癖づけておきましょう!
また、もっとPythonを学びたい!という方はこちらの記事でPythonの基本的な構文を学習することが出来ますのでぜひ立ち寄ってみてください!