Python入門:break文とcontinue文
break文
while文やfor文にbreak文を入れると、繰り返し処理を中断して、次のコードへ処理が移ります。
if 条件式 :
break;
break文は基本的にifブロックの中に入れます。
count = 5
while count > 0 :
print(count)
if count == 3 :
break
count -= 1
print("処理が終わりました")
4
3
処理が終わりました
上のコードは5秒間カウントダウンするwhile文に3秒になると処理を中断するbreak文を入れたものです。
list = ["ラムネ","チョコレート","きのこの山","バームクーヘン"]
print("○○さんの好きなお菓子リストを紹介!!")
for element in list :
print(element)
if element == "きのこの山" :
print("..私はたけのこの里派ですね")
break
print("いいですね!\n")
ラムネ
いいですね!
チョコレート
いいですね!
きのこの山
私はたけのこの里派ですね..
上のコードではリストの要素を一つずつ読み取り、要素が「きのこの山」のときwhile文の処理を中断します。
continue文
while文やfor文にcontinue文を入れると、残りのwhileブロックの処理を飛ばして、条件式の判定の工程へ移ります。
if 条件式 :
continue;
continue文もbreak文と同様にifブロックの中に入れて使うことが多いです。
count = 6
while count > 0 :
count -= 1
if count == 3 :
continue
print(count)
print("処理が終わりました")
4
2
1
0
処理が終わりました
5秒からカウントダウンを始めて3秒になるとcontinue文によりカウントが飛ばされます。また、print関数の前にcount変数を減らしているので、count変数の初期値は6になっています。
list = ["ラムネ","チョコレート","たけのこの里","バームクーヘン"]
print("○○さんの好きなお菓子リストを紹介!!")
for element in list :
print(element)
if element == "たけのこの里" :
print("わたしはきのこの山派ですね\n")
continue
print("いいですね!\n")
ラムネ
いいですね!
チョコレート
いいですね!
たけのこの里
わたしはきのこの山派ですね
バームクーヘン
いいですね!
上のコードではリストの要素を一つずつ読み取り、要素が「たけのこの里」のときwhileブロックの処理を飛ばします。
練習問題
では、これまでの内容をもとに次のプログラムを作ってみましょう!
- 数字が入力されると、その数字から0までカウントダウンするプログラム。ただし、8回目の カウントで「もうきつい..」と出力する。10回目のカウントで「もう無理」と出力し、カウントが中断される。もし、カウントが0になった場合は「目標達成!」と出力する。
解答例※あくまで一例です。
(1)
print("腹筋Time!!")
countDown = input("何回腹筋するか入力してください>>")
countDown = int(countDown)
countUp = 0
while countDown >= 0 :
print(countDown)
countDown -= 1
countUp += 1
if countUp == 8 :
print("..もうきつい")
continue
if countUp == 10 :
print("もう無理")
break
else :
print("目標達成!!")
腹筋Time!!
何回腹筋するか入力してください>>5
5
4
3
2
1
0
目標達成!!
腹筋Time!!
何回腹筋するか入力してください>>150
150
149
148
147
146
145
144
143
もうきつい..
142
141
もう無理
最後に
この記事では、Pythonの繰り返し処理でのbreak文、continue文について解説しました。 もっとPythonを学びたい!という方はこちらの記事でPythonの基本的な構文を学習することが出来ますのでぜひ立ち寄ってみてください!